「足の毛を剃ったら、運動のパフォーマンスって本当に変わるの?」
この質問、実は結構多く聞かれます。部活やジム、社会人チームの練習現場では、足脱毛をしている男性アスリートが増えています。ただし、理由は人によって結構違う。空気抵抗を削りたい自転車選手もいれば、テーピングのノリをよくしたい格闘技選手もいます。
この記事では、スポーツの現場で実際に起きている「足脱毛とパフォーマンスの関係」を、複数の競技や練習スタイルから検証していきます。見た目の話だけじゃなく、ケガ対策やリカバリーの視点もふまえて、あなたが「やるか、やらないか」を判断できる情報を並べておきます。
- 1 結論:足脱毛がスポーツに与える影響は、競技と目的で大きく変わる
- 2 足脱毛のメリット1:パフォーマンス面のポイント
- 3 足脱毛のメリット2:筋トレ・ボディメイク勢が脱毛する理由
- 4 空気抵抗の話は本当か、どこまで本当か
- 5 足脱毛 メリットをスポーツ別で整理する
- 6 ケガ・テーピングとの相性:スポーツ現場の本音
- 7 マッサージ・リカバリーとの相性
- 8 足脱毛のデメリット・リスクも正直に伝える
- 9 サロン脱毛・医療脱毛はスポーツ選手でも受けられる?
- 10 足脱毛はどの範囲までやるべき?全部ツルツルにしなくていい
- 11 足脱毛を始めるタイミングと試合スケジュール管理
- 12 まとめ:足脱毛とスポーツ、判断の材料
- 13 最後に:判断する前に、あなたの競技と環境を考える
結論:足脱毛がスポーツに与える影響は、競技と目的で大きく変わる
先に答えを言うと、足脱毛とスポーツパフォーマンスの関係は「ハマる人にはハマるメリットがあり、やり方を間違えると逆効果にもなる」という、けっこう地味な結論です。
パフォーマンス面では: 自転車競技や短距離走のようなスピード系競技では、空気抵抗の最適化が理論的に意味を持ちます。ただし、市民ランナーや週末の部活レベルでは、正直なところタイムの大幅改善は見込みにくい。
ケガ対策・ケア面では: これが実は大きいポイントです。足脱毛することで、テーピングの粘着力が上がり、ケガ後の消毒や軟膏が塗りやすくなり、マッサージやリカバリーの効率が上がります。
モチベーション面では: 筋トレ勢やボディメイク志向の男性にとって、脚の筋肉ラインがくっきり見えることで「効いてる部位の自覚」が高まり、トレーニングのやる気につながることもある。
つまり、足脱毛が真価を発揮するのは「空気抵抗を極限まで削る世界で戦う人」「ケガが多い競技をやっている人」「モチベーション管理を工夫している人」の3パターンに限られます。
足脱毛のメリット1:パフォーマンス面のポイント
エアロダイナミクスと実際のタイム差
自転車ロードレースの世界では、昔から「毛を剃る文化」があります。水泳選手も同じ。体表の毛があると、流体(空気や水)の流れが乱流になり、わずかながら抵抗が増すというのが科学的背景です。
ただし、実際のところはかなり微妙です。
トップレベルの自転車選手が毛を剃ることで得られる時間短縮は、100分の1秒単位。フルマラソンなら1秒に満たないレベルの差です。これが「意味がある」と判断されるのは、秒単位の差で勝敗が決まる世界にいるからです。一方、市民ランナーが10km走ったときに足脱毛でタイムが改善される、という事例はほぼ聞きません。
ここがリアルな話です: 足脱毛による空気抵抗の削減は、実際の数値としては体感しづらい。むしろ「毛がない状態=きちんと準備している」という心理効果や、プラセボのような自信が、パフォーマンスにプラスに働く側面の方が大きいかもしれません。
テーピングとキネシオテーピングの食いつき
ここは、空気抵抗より実際的なメリットです。
足首や膝、ふくらはぎにテーピングを貼る場合、毛があるとテープの粘着力が低下します。毛の上に貼ると、毛が邪魔になって肌との密着度が落ちるわけです。結果として、試合中にテープがズレたり、支持性(足首や膝の安定感)が不足したりする可能性が高まります。
サッカーやバスケ、格闘技など、急激な方向転換や接触プレーが多い競技では、このテーピングのズレが命取りになることもあります。逆に毛を剃っておくと、テープがしっかり肌に密着し、安定性が増すわけです。
さらに、アイシング用の氷嚢テープやサポーターを使った後、肌からはがす時の痛みも減ります。毛がないと、物理的なダメージが最小限に済むからです。
マッサージとリカバリーの効率化
スポーツ後のマッサージやストレッチでは、足脱毛と相性がいいというのがトレーナーの本音です。
オイルマッサージをする際、毛が多いと摩擦熱が生じやすく、引っ張り感も出ます。毛が少ないと、トレーナーの手のすべりが安定し、圧が均一に乗り、老廃物を流しやすくなるリンパドレナージュ(リンパ液の流れを促して老廃物を回収しやすくする手技)の効果も上がりやすい。
筋膜リリース(筋肉を包む薄い膜が固くなったり癒着したりした状態をほぐす手技)でフォームローラーを使う時も、毛が少ないとローラーが肌にしっかり当たり、狙った部位に刺激が届きやすくなります。
つまり、「翌日に疲労を残したくない人」「回復を重視している人」「定期的にプロのマッサージを受けている人」にとって、足脱毛 メリットは直結しています。
足脱毛のメリット2:筋トレ・ボディメイク勢が脱毛する理由
筋肉ラインの可視化とフォーム意識の向上
ジムで筋トレをしている男性が足脱毛をするのは、単なる見た目だけの話ではありません。
ふくらはぎ、ハムストリング、大腿四頭筋などの筋肉ラインが毛で隠れていると、スクワットやレッグプレスのフォーム確認がしづらくなります。毛があると、筋肉の動きや形の変化が見えにくいんです。脱毛してツルツルになると、膝が内側に入っていないか、足首の角度は正しいか、といった細部の確認が鏡でクリアに見えます。
「効いてる部位の自覚」も高まります。スクワットで大腿四頭筋にパンプ(筋肉が膨張して張っている状態)が出ているのが目に見えるようになると、「この部位にちゃんと刺激が入ってるんだ」という感覚が強くなり、フォーム修正のモチベーションも上がるわけです。
フィジークやボディビル競技での脱毛文化
ボディビル大会やフィジーク競技に出ている選手たちは、減量末期に産毛まで徹底的に処理します。なぜなら、舞台の照明の下で筋肉の質感や細部が評価される競技だからです。毛があると、筋肉の定義がぼやけてしまうんです。
ただし、こうした競技選手レベルでなくても、社会人ジムトレーニーの間では「足脱毛=トレーニングの自己管理の一環」という認識が広がっています。
SNSと経過記録、モチベーション維持
現代のトレーニーは、SNSで自分の変化を発信することも多いです。セルフィーを撮ったり、定期的に脚の写真を撮って経過を記録したりするわけですが、毛があるのとないのでは、写真の見栄えが全然違う。
「脚の毛を剃ったら、写真で筋肉がはっきり見えるようになって、モチベーションが上がった」という声は、実は結構聞きます。トレーニングって、地味な反復なので、こういう「見える化」がやる気につながることもあるんです。
空気抵抗の話は本当か、どこまで本当か
自転車選手が毛を剃るのは、科学的背景があります。毛があると、空気の流れが乱流になり、わずかながら抵抗が増す。水泳選手も同じ理屈です。
ただし、これは「トップレベルの競技者が、あらゆる要素を最適化する」という文脈での話です。
数値としての差は?
論文によっては、ロードバイク選手が毛を剃ることで得られるタイム短縮を、風速10km相当での時間にして1分30秒程度と推定しているものもあります。ただし、これは40km/h以上のスピードで走行する時の話。市民ランナーが時速10km前後で走ったり、週末のジョギングをしたりするレベルでは、この数値はほぼ意味をなしません。
心理効果の方が大きい
実際には、「毛を剃った=きちんと準備した」という自信や、「他の選手も剃ってるから自分も」という集団心理が、パフォーマンスに与える影響の方が大きい可能性もあります。プラセボ効果は、運動パフォーマンスにおいても無視できない因子です。
一般男性にとっての実益は別にある
つまり、市民ランナーやジムトレーニー、社会人アマチュア選手にとっては、空気抵抗の削減よりも「ケガ処置のしやすさ」「テーピングの食いつき」「リカバリー効率」といった、もっと直接的で実感できるメリットの方が、足脱毛と スポーツ パフォーマンスの接点として意味を持ちやすいわけです。
足脱毛 メリットをスポーツ別で整理する
サッカー・フットサル:テーピングとスライディング対策
サッカーは接触プレーが多く、足首捻挫や膝の損傷が珍しくありません。そのため、試合前のテーピングが欠かせません。
実際の高校サッカー部やクラブチームの現場では、テーピング担当のマネージャーが「毛が少ない選手の方が、テープの貼り付けが楽で、ズレも少ない」と語ることが多い。特に中盤や守備系のポジションは激しい動きをするので、テープの安定性が重要です。
また、スライディングによる擦り傷の処置も、毛がないと消毒や軟膏の塗布がスムーズです。毛があると、毛が傷に引っ掛かったり、薬がきちんと肌に届きにくかったりします。
格闘技・ボクシング・総合格闘技
格闘技系は、テーピングだけでなく、試合後の肌トラブルが多い競技です。グローブの摩擦、対戦相手との接触による傷やあざなど、脚にもダメージが出ます。
こうしたケアが必要になった時、毛がないと処置が断然やりやすい。トレーナー側も「毛が少ない選手は、ケア指示を理解しやすく、実行もしやすい傾向がある」と感じています。
さらに、総合格闘技ジムに通う社会人選手の間では、「足脱毛は自己管理の一環」という認識が強い。厳しいトレーニング環境にいるからこそ、細かな自己管理が当たり前になっているわけです。
ランニング・中距離走・長距離走
ランニング 足脱毛のメリットは、実は空気抵抗より「ケガ予防」です。
マラソン選手やトラック競技の選手は、すね傷やくるぶしまわりの擦り傷が多い。シューズの摩擦や落下時の接触で肌が傷つきやすいんです。毛がないと、こうした傷の処置が簡潔で、感染症のリスクも低くなります。
また、マッサージやストレッチの際に、脚の毛が少ないとトレーナーの手技が効きやすくなるので、疲労回復も早くなる傾向があります。
自転車競技・ロードバイク
ここは、空気抵抗削減という理論が最も活躍する領域です。
ロードレース選手の間では、昔からすね毛を剃る文化があります。時速40km以上で走行する世界では、あらゆる抵抗の最適化が秒のタイム差を生むからです。
ただし、ホビーレーサー(市民向けロードバイク愛好家)レベルだと、空気抵抗より「見た目の爽やかさ」や「長距離走行後の肌ケアの手軽さ」といったメリットの方が、実感できることが多いです。
ウェイトリフティング・筋トレ全般
筋トレ 効果という観点では、脚脱毛は「見た目の可視化」と「フォーム確認」がメインです。
スクワット、レッグプレス、レッグカール、レッグレイズなど、脚を使うトレーニングで、毛がなくなると筋肉の動きや収縮がクリアに見えます。これが、フォーム修正や効かせる部位の意識向上につながります。
また、ジムの鏡の前でセルフチェックしたり、SNS用に脚の写真を撮ったりする際も、見た目がぐっと整うので、トレーニングへのモチベーションが続きやすいわけです。
ケガ・テーピングとの相性:スポーツ現場の本音
テーピングの粘着力と安定性
足首のテーピングや膝のサポーターをつける場合、毛があるとテープが浮いてしまいます。毛が肌とテープの間に入り込むので、密着度が落ちるんです。
試合中に急激な方向転換やジャンプをすると、テープがズレて、支持性が低下する。スポーツ現場では、これは怖い状況です。
一方、毛を剃ってツルツルにしておくと、テープが肌にぴったり密着し、試合を通じて安定性が保たれやすい。
ケガ処置のしやすさ
打撲や擦り傷ができた時、毛があるとケアが複雑になります。
例えば、ふくらはぎを擦りむいたとします。毛があると、まず毛を処理してから消毒する必要があるかもしれません。毛が傷に絡みついたり、薬の効果を減らしたりするからです。
「毛が少ない選手の方が、ケア指示を実行しやすく、かえって回復も早い」というのは、トレーナーの実感値として多く聞かれます。
「トレーナーがやりやすい=その選手は現場で好かれる」
これはチームスポーツ的なリアルな話です。
トレーナーやマネージャーがケアしやすい選手は、おのずと丁寧にケアされやすくなります。結果として、その選手は故障のリスクが低くなるわけです。
逆に、ケアが複雑だと「後でいいか」となりやすく、小さな傷が悪化することもあります。足脱毛による見た目の変化だけじゃなく、こうした「ケア環境の最適化」も、間接的にパフォーマンスに影響するポイントです。
実例:高校サッカー部のセンターバック、Aさんのケース
実際のケースから見てみましょう。
高校3年のA さん(当時18歳)は、サッカー部のセンターバックをしていました。ポジション上、スライディングやヘディングで肌トラブルが絶えません。
足脱毛を始める前は、毎週のように膝や太ももに擦り傷を作り、その処置に手こずっていたそうです。でも、部活の先輩から「毛を剃ったら処置が楽になるよ」とアドバイスされ、3年生のシーズン開始前に試してみたんです。
すると、ケガの処置が本当にスムーズになったそう。トレーナーも「処置がしやすい」と言ってくれるようになり、結果として小さな傷が悪化するケースが減りました。
本人いわく「見た目もすっきりして、試合前の気分も違う」とのこと。大事な試合を控えたシーズンの後半戦では、「ちょっとした自信になった」と語っています。
マッサージ・リカバリーとの相性
オイルマッサージの効率化
スポーツ後のリカバリーでは、マッサージが重要です。特にハードなトレーニングをした日は、疲労物質や乳酸を早く流すため、トレーナーの手技が活躍します。
毛が多いと、オイルマッサージの時に摩擦が大きくなります。毛がオイルを吸収し、手のすべりが悪くなるわけです。トレーナーの手が思うように動かず、圧が不均一になってしまいます。
一方、毛が少ないと、手のすべりが安定し、圧が均一に乗りやすくなります。結果として、短時間でより効果的なマッサージができるわけです。
リンパドレナージュと老廃物排出
リンパドレナージュ(リンパ液の流れを促して老廃物を回収しやすくする手技)は、特にデリケートな手技です。毛があると、手の動きが引っ掛かるので、リズミカルな流れが作れません。
毛が少ないと、手の動きがスムーズで、リンパ液の流れを促しやすくなります。翌日の疲労感が残りにくくなったり、むくみが引きやすくなったりするんです。
筋膜リリースとフォームローラー
筋膜リリース(筋肉を包む薄い膜が固くなったり癒着したりした状態をほぐす手技)でフォームローラーを使う時も、毛が少ない方が効率的です。
毛があると、ローラーが毛に引っ掛かり、肌への刺激が散ってしまいます。毛が少ないと、ローラーが肌に直接当たり、狙った部位の筋膜にしっかり刺激が届きます。
つまり、「スポーツ後のマッサージと足脱毛」は相性がいいわけです。マッサージ受ける機会が多い人ほど、足脱毛のメリットを実感しやすい傾向があります。
足脱毛のデメリット・リスクも正直に伝える
カミソリ負けと肌荒れ
自分で足を剃るなら、カミソリ負けのリスクがあります。赤み、かゆみ、ヒリつきといった症状です。
毛が太い人は特に注意が必要です。深剃りすると、毛穴がダメージを受けやすくなります。
埋没毛のトラブル
埋没毛(剃った後や抜いた後に毛が皮膚の下で丸まってしまい、表面に出られなくなる状態のこと)も、よくあるトラブルです。
黒いポツポツが目立ったり、炎症を起こしたりすることもあります。一度埋没毛が出来ると、解消までに時間がかかります。
汗のベタつき感の変化
「足脱毛したら、汗がベタつくようになった」という感覚を持つ人もいます。
実際には、汗の量は変わっていません。でも、毛がないと汗が毛にとどまらず、肌の上をそのまま滑りやすくなります。その感覚的な変化を「ベタつき」と感じるわけです。
慣れるまでは、違和感を覚える人もいます。
練習前の深剃りは逆効果
ここは大事な注意点です。
試合や大会の前日に、初めて全部剃ったり、深く剃ったりするのはやめた方がいい。肌がヒリついたままスライディングすると、擦り傷が通常より悪化する可能性があります。
実際、「試合の直前に剃ったら、プレー中に脚の違和感が気になって、集中できなかった」という話も聞きます。
タイミング管理の重要性
肌トラブルが長引くと、練習を制限せざるを得なくなります。特にハードなトレーニングをしている人は、肌ダメージの影響が大きいです。
足脱毛を始めるなら、大事な試合やシーズン前ではなく、オフシーズンや練習量が少ない時期にスタートするのが安心です。肌が落ち着く期間を確保できるからです。
サロン脱毛・医療脱毛はスポーツ選手でも受けられる?
サロン脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛)
サロンで一般的な光脱毛(フラッシュ脱毛)は、毛根に光エネルギーを当てて、毛の再生スピードを遅らせる方式です。
痛みは比較的マイルドで、赤みが出ても1~2日で収まることが多い。複数回の施術が必要(通常は5~10回程度)ですが、自分で処理するより肌ダメージが少ないのが利点です。
トレーニングスケジュールとしては、照射直後の1~2日は、ハードな練習を避けるのが無難です。肌が敏感になっているからです。
医療脱毛(医療用レーザー脱毛)
医療脱毛は、医師や看護師が行う高出力のレーザー脱毛です。毛を生やす細胞に強い熱ダメージを与えることで、長期的な減毛を狙う手法です。
効果が大きい分、痛みは強めです。でも、施術回数は少なくて済む(通常は5~8回程度)。
スポーツ選手のスケジュール管理
部活やクラブチームに所属している選手の場合、照射スケジュールをトレーニング予定と合わせることが重要です。
例えば、対人練習や試合が多い時期に照射を入れるのは避ける。照射直後の2~3日は、摩擦や刺激に注意が必要だからです。
逆に、シーズンオフや練習量が少ない時期は、脱毛を進めるチャンスです。
VIO脱毛や全身脱毛も増えている
「足脱毛だけ」という選手もいれば、VIO含めて全身脱毛をしている男性アスリートも、実は増えています。
特にボディビル選手やフィジーク選手、競泳選手は、全身脱毛が一般的になりつつあります。
部活やクラブチームの現場でも、「足脱毛やってる人は珍しくないけど、VIO脱毛まで見える話を聞くのは、まだちょっと特殊」という温度感です。ただし、確実に増えている傾向があります。
競技団体のルール確認も必要
基本的に、脱毛自体がルール違反になることはありません。ドーピング検査とも無関係です。
ただし、競技によっては肌状態をチェックされることもあります。例えば、柔道や相撲では肌の衛生状態が見られます。脱毛後の肌トラブルがあると、参加許可が降りないケースもあり得ます。
事前に競技団体や顧問に相談しておくと安心です。
自己処理だけでなく、プロの脱毛という選択肢
自分でカミソリで剃ったり、除毛クリームを使ったりするのも一つの方法です。でも、肌荒れのリスクを下げたいなら、サロンや医療機関での脱毛を検討する価値があります。
肌の状態を見極めてくれるプロが対応するので、自己処理より安心です。費用はかかりますが、「シーズン前やオフ期間に一度脱毛を済ませれば、その後の自己処理は簡単」という利点もあります。
足脱毛はどの範囲までやるべき?全部ツルツルにしなくていい
美容目的と競技目的の違い
足脱毛の「目的」によって、ゴールが変わります。
美容目的なら「ツルツル」を目指すかもしれません。でも、競技やトレーニング目的なら、必ずしも全部ツルツルにする必要はありません。
減毛パターンという選択肢
実は、毛量を半分くらいに落とすだけでも、テーピングの食いつきは変わります。見た目も清潔感が出ます。
「除毛・脱毛」(毛を完全に無くすこと)ではなく、「減毛」(毛量を減らすこと)という選択肢もあるわけです。
例えば、毎月カミソリで軽く剃る程度なら、肌ダメージも抑えられます。
処理方法の選択肢
除毛クリーム: 毛を表面から化学的に溶かす薬剤です。即効性があり、カミソリより肌ダメージが少ないことも多い。ただし、ニオイが強く、刺激を感じる人もいます。
シェービング: カミソリや電気シェーバーで毛を表面から剃る方法。即効性があり、手軽。ただし、定期的にやり直す必要があり、カミソリ負けのリスクがあります。
ワックス脱毛: 毛根から一気に抜く方式。瞬間的にきれいになりますが、皮膚ダメージが強く、埋没毛のリスクも高い。複数回やると肌が傷む可能性があります。
レーザー脱毛・光脱毛: 中長期的に毛を減らす方法。初期投資はかかりますが、長い目で見るとコスパが良い場合もあります。肌ダメージは自己処理より少ないことが多い。
「全部ツルツルにしなくても大丈夫」という提案
実は、これが大事なポイントです。
毛量を半分くらいに落とすだけで、テーピングの食いつきは改善され、見た目も清潔感が出ます。さらに、ケガ処置のしやすさも上がります。
「いきなり全部ツルツルにするのは心理的ハードルが高い」「肌が敏感だから心配」という人なら、まずは除毛クリームやシェービングで毛量を半分程度に落とすところから始めるのもいいわけです。
足脱毛を始めるタイミングと試合スケジュール管理
試合や大会の3~4日前が安全ライン
公式戦や大会がある場合、シェービングなどの処理は3~4日前に済ませておくのが目安です。
肌がヒリつくのを十分に落ち着かせてから、試合に臨みたいからです。
もし試合の2日前に処理して、ヒリついたままプレーすることになると、集中力が落ちたり、擦り傷が悪化したりするリスクがあります。
医療脱毛・光脱毛のスケジュール:夏の合宿シーズンは避ける
複数回施術が必要な医療脱毛や光脱毛を始める際、季節選びも重要です。
夏の合宿シーズンに初回照射を入れるのは、避けた方が安心です。理由は、照射直後は日焼けNGだからです。肌が敏感になっているため、紫外線ダメージが強く出やすいんです。
また、激しいトレーニング直後の照射は、肌トラブルを招きやすいので、やはり避けるべき。
オフシーズンが脱毛スタートに向いている理由
つまり、足脱毛を始めるなら、オフシーズンか、練習量が少ない時期がベストです。
肌が落ち着く期間を確保でき、万が一肌トラブルが出ても、練習制限によるパフォーマンスダウンの影響が最小限に済むからです。
多くのチームスポーツでは、秋冬がオフシーズンにあたります。ここから脱毛をスタートすれば、春から本格シーズンに入るまでに、肌状態が安定するわけです。
「急いで全部ツルツルにしなくていい」という心持ち
焦って短期間に全部脱毛しようとすると、肌トラブルの可能性が高まります。
中長期的に、毛量を徐々に減らしていく戦略の方が、結果として肌も安定し、パフォーマンスへの影響も最小限になります。
まとめ:足脱毛とスポーツ、判断の材料
足脱毛の話は、実は複数の側面があります。
パフォーマンス面では: 空気抵抗の削減は、超高速の競技(自転車ロードレース、競泳、短距離走)では理論的に意味がありますが、市民レベルの運動では実感しづらい。むしろ、テーピングの食いつきや、ケガ処置のしやすさ、マッサージの効率化といった、より直接的なメリットの方が大きいです。
ケア面では: テーピング、アイシング、マッサージ、リカバリー——すべての場面で、毛が少ないとプロセスがスムーズになります。トレーナーや周りのサポート側からしても、毛が少ない選手の方がケアしやすいという現場感は、多くの競技で共通しています。
モチベーション面では: 筋トレ勢やボディメイク志向の人にとって、脚の筋肉ラインがくっきり見えることで、トレーニングへのやる気が変わることもある。「見える化」による自信や、SNS用の経過記録のモチベーションも、実は侮れません。
ただし、リスク管理も必須です: 肌トラブル(カミソリ負け、埋没毛、赤みなど)が出ると、かえってパフォーマンスダウンにつながります。試合前の無計画な処理は特に危険です。
シーズン前やオフ期間から、計画的に準備する。肌の状態を見ながら、段階的に進める。必要に応じてプロの脱毛サービスを活用する——こうした準備があってこそ、足脱毛のメリットを活かせるわけです。
「足脱毛=見た目だけの話」ではなく、「ケア環境を整える、パフォーマンスを最適化するための一つの選択肢」という捉え方です。
最後に:判断する前に、あなたの競技と環境を考える
いきなり全部ツルツルにしなくても大丈夫です。
まずは「毛量を半分に落とすだけ」というやり方もあります。カミソリや除毛クリームで軽くやって、その効果を感じてから、次のステップを考えるわけです。
スポーツ目的の足脱毛は、「清潔感の向上」や「ケガの処置のしやすさ」というチームメリットにもなります。あなたが個人で良くなるだけじゃなく、トレーナーやマネージャー、チームメイトにとっても「ケアしやすい選手」という評価につながることもあるわけです。
ケアのタイミングを間違えると逆効果になるので、シーズン前やオフ期間から準備するのが安心です。焦らず、計画的に。自分の競技環境と照らし合わせながら、判断していただきたいです。