メンズ脱毛 ランキング 効果 料金 回数
医療脱毛とサロン脱毛の違いから部位別のおすすめまで、男性向け脱毛の最新情報をわかりやすく紹介。

SHR脱毛とIPL脱毛を併用すると効果は上がる?メリットと危険な落とし穴

「SHRとIPLって、両方やったら早く終わりますよね?」

カウンセリングでこう聞かれることが、月に3〜4回はある。気持ちはよく分かる。脱毛方式が違うなら、それぞれの良いところを組み合わせれば効率が上がりそうに思える。

ただ、併用には正しい知識と順序がある。何も考えずに同時進行すると、肌トラブルや逆効果を招く。実際に私が対応した中には、別のサロンでIPLを受けた翌日にSHRの予約を入れて、赤みと腫れで施術を断念したケースもあった。

この記事では、SHR脱毛とIPL脱毛を併用する際の効果、リスク、正しい組み方を、現場で積み重ねてきた実例をもとに整理していく。読み終えたあと、あなた自身が安全に判断できる状態を目指す。


SHR脱毛とIPL脱毛、それぞれの仕組みを正確に理解する

併用を考える前に、まず2つの脱毛方式が何をしているのかを押さえておく必要がある。ここを曖昧にしたまま進めると、どこで併用が有効でどこで無意味なのかが見えてこない。

SHR脱毛は蓄熱式の光脱毛で、バルジ領域という毛を作る司令塔にダメージを与える方式だ。バルジ領域とは、毛根よりも浅い位置にある発毛因子を送り出す組織のこと。ここに弱い熱を連続照射することで、じわじわと機能を低下させていく。

メラニン色素への依存度が低いため、産毛や色黒の肌、日焼け後の肌にも対応しやすい。照射時の痛みも少なく、肌表面への刺激が抑えられるのが特徴だ。

一方、IPL脱毛は単発式の光脱毛で、毛根のメラニン色素に強い光を当てて熱を発生させ、毛乳頭や毛母細胞を破壊する方式になる。毛乳頭は毛に栄養を送る組織、毛母細胞は毛を作る細胞そのもの。この2つを熱で壊すことで、毛が生えてこなくなる仕組みだ。

メラニンに強く反応するため、太くて濃い毛には高い効果を発揮する。ただし産毛には反応しにくく、色素の薄い毛や白髪にはほぼ効果がない。照射時の痛みはSHRより強く、肌への瞬間的な負担も大きい。

この原理の違いが、併用の効果とリスクを左右する最大の要因になる。


併用とは何を指すのか――同日施術、交互施術、部位分けの3パターン

「併用」という言葉だけでは、実は何をするのか明確ではない。現場では大きく3つのパターンに分かれる。

1. 同日に同じ部位へSHRとIPLを両方照射する

これは基本的に推奨されない。肌に2種類の熱刺激を連続で与えることになり、炎症リスクが跳ね上がる。照射直後の肌は軽い火傷状態に近く、そこへ追い打ちをかける形になる。

過去に1度だけ、他店で同日併用を受けたという男性が来店したことがある。VIOを施術した当日夜から赤みと痒みが出て、翌朝には小さな水疱ができていた。幸い数日で治まったが、色素沈着のリスクもあった。施術者の判断ミスだと言わざるを得ない。

2. 施術日を分けて、同じ部位へ交互に照射する

例えば、今月はIPL、来月はSHR、再来月はまたIPL、というサイクルを繰り返す方法。これは毛質と肌質によっては有効な場合がある。

ただし、施術間隔と出力調整が適切でないと、肌が回復しきらないまま次の刺激を受けることになる。最低でも2週間、理想は3週間以上空けるのが前提だ。

3. 部位ごとにSHRとIPLを使い分ける

ヒゲと胸はIPL、背中と腹はSHR、といった形で部位ごとに方式を変える併用パターン。これが最も現実的で、リスクも少ない。

毛質の違いに合わせて最適な方式を選べるため、効率と安全性のバランスが取りやすい。同じ日に施術しても、部位が異なれば肌負担の重複を避けられる。

私がカウンセリングで「併用したい」と言われたときは、まずこの3パターンのどれを想定しているのかを確認する。その上で、肌状態と毛質を見ながら提案を組み立てていく。


併用で効果が上がるケースと上がらないケース

併用すれば必ず効果が倍増する、という話ではない。むしろ、無駄になるケースや逆効果になるケースもある。

効果が上がる可能性があるケース

毛質に濃淡の差がある部位を扱う場合、併用の意味が出てくる。

例えば、ヒゲの中でも鼻下は太くて濃いが、頬やもみあげは産毛に近い。こういう部位では、鼻下にIPLで強い刺激を与え、頬にSHRで細かく処理する使い分けが有効だ。

また、IPLで濃い毛を減らしたあと、残った薄い毛をSHRで仕上げるという順序も理にかなっている。IPLは濃い毛に強く反応するが、回数を重ねるうちに毛が細くなり、反応しづらくなる。そのタイミングでSHRに切り替えれば、産毛レベルの毛にも対応できる。

実際に、胸毛が濃い男性がIPLで6回施術したあと、残った細い毛が気になるとのことでSHRを追加したケースがあった。IPL単独では取りきれなかった産毛が、SHR3回でほぼ目立たなくなった。「最初からこっちも組み合わせておけばよかった」と本人も納得していた。

効果が上がらない、または無駄になるケース

同じ毛質に対して両方を当てても、効果は足し算にならない

例えば、太いヒゲに対してIPLで毛根を破壊したあと、同じ毛穴にSHRを当てても意味がない。すでに毛乳頭が壊れているなら、バルジ領域にアプローチする必要はない。

逆に、産毛に対してSHRで処理したあとにIPLを当てても、メラニンが薄いため反応しない。どちらか一方で十分なところに両方やるのは、肌負担を増やすだけだ。

また、毛周期を無視した短期間の併用も効果が出ない。IPLは成長期の毛にしか効かないため、照射してから次の成長期が来るまで最低でも4〜6週間は必要になる。その間にSHRを挟んでも、毛周期のタイミングがずれていれば空振りする。

過去に「早く終わらせたいから毎週通いたい」と言われたことがあるが、毛周期を無視した施術は回数を無駄にするだけだと説明した。その場では納得してもらえなかったが、後日「別のサロンで試したけど変化がなかった」と戻ってきた。毛の仕組みを軽視すると、こういうことになる。


併用のリスクと肌トラブルの実態

併用には効果が出る可能性がある一方で、リスクも明確に存在する。ここを軽視すると、炎症、色素沈着、硬毛化といったトラブルに直結する。

肌への熱負担が重なる

SHRは弱い熱を連続照射、IPLは強い熱を瞬間照射する。どちらも皮膚に熱を加える行為であり、短期間に繰り返せば肌のバリア機能が低下する。

特に敏感肌や乾燥肌の人は、通常の施術でも赤みが出やすい。そこへ併用を重ねると、赤みが引かないまま次の照射を受けることになり、慢性的な炎症を引き起こす可能性がある。

色素沈着のリスク

炎症が繰り返されると、メラニンが過剰に生成されて色素沈着が残る場合がある。特にVIOや脇といった摩擦の多い部位は、もともと色素沈着しやすい。

私が対応した中で、VIOをIPLで施術したあと1週間でSHRを受けて、照射部位が茶色くくすんだケースがあった。施術間隔が短すぎたことが原因だ。色素沈着は一度できると消えるまで数ヶ月かかる。見た目にも影響するため、慎重になるべきポイントだ。

硬毛化のリスク

硬毛化とは、脱毛の刺激によって逆に毛が太く濃くなる現象のこと。原因は完全には解明されていないが、中途半端な熱刺激が毛根を活性化させると考えられている。

SHRは低出力のため硬毛化のリスクは比較的低いが、IPLは出力が高い分リスクがある。特に産毛が多い背中や二の腕で起きやすい。併用によって異なる刺激を繰り返すと、硬毛化を誘発する可能性が高まる。

過去に、背中をIPLで3回施術したあとSHRを追加したら、一部の毛が太くなったという相談を受けたことがある。施術を一時中断して様子を見たが、完全に元に戻るまで半年かかった。硬毛化が起きた場合、無理に照射を続けるとさらに悪化する。

火傷と水疱

IPLは照射出力が高いため、冷却が不十分だったり肌が乾燥していたりすると火傷のリスクがある。SHRは連続照射のため、照射面が過熱しすぎると低温火傷を起こす場合がある。

併用によって肌の熱耐性が下がっている状態で次の施術を受けると、通常なら問題ない出力でも火傷につながることがある。特に日焼け直後や、肌荒れしている部位は要注意だ。


部位別の併用相性と具体的なプラン

体の部位によって、毛質、肌質、痛みの感じ方が違う。併用を考えるなら、部位ごとの特性を理解した上でプランを組む必要がある。

ヒゲ

ヒゲは太くて濃い毛が密集している部位で、IPLの効果が出やすい。ただし鼻下や顎は痛みが強く、頬やもみあげは産毛に近いためIPLでは反応しにくい。

推奨プラン:鼻下と顎はIPL、頬ともみあげはSHR。同日施術も可能だが、出力は控えめにして肌の反応を見ながら調整する。

私が担当した30代男性は、鼻下の濃いヒゲをIPLで6回処理したあと、頬の産毛が気になるとのことでSHRを追加した。IPL単独では頬に変化がなかったが、SHR3回で産毛がほぼ目立たなくなった。「最初から使い分けておけばよかった」と本人も納得していた。

VIO

VIOは毛が太く、肌が敏感で色素沈着しやすい部位。IPLは効果が高いが痛みも強い。SHRは痛みが少ないが、太い毛には回数がかかる。

推奨プラン:最初の3〜4回はIPLで太い毛を減らし、その後SHRで仕上げる。同日併用は避け、最低3週間は間隔を空ける。

VIOは摩擦や蒸れで肌トラブルが起きやすいため、保湿と清潔を徹底することが前提になる。

胸・腹

胸と腹は毛の濃さに個人差が大きい。濃い人はIPLが有効だが、産毛程度ならSHRで十分。

推奨プラン:毛が濃い部分はIPL、薄い部分はSHR。部位を分けて同日施術も可能。

胸毛が濃い男性がIPLで6回施術したあと、腹の産毛が残ったためSHRを追加したケースがあった。IPL単独では腹に変化がなかったが、SHR4回でほぼツルツルになった。

腕・脚

腕と脚は比較的痛みに強く、毛質も安定している部位。IPLで濃い毛を処理し、残った産毛をSHRで仕上げる流れが効率的だ。

推奨プラン:IPL5〜6回で濃い毛を減らし、その後SHR3〜4回で産毛を処理する。施術間隔は4〜6週間。

腕は日焼けしやすいため、夏場はSHR中心にして肌負担を減らすのも選択肢になる。

背中

背中は産毛が多く、硬毛化のリスクが高い部位。IPLは避けて、SHR単独で進めるのが安全だ。

併用は推奨しない。もしIPLを使う場合は、出力を低めに設定し、硬毛化の兆候が出たらすぐに中断する。


肌質別の注意点と対策

肌質によって、併用の可否やリスクの大きさが変わる。自分の肌タイプを正確に把握しておくことが、安全な併用の前提になる。

敏感肌

敏感肌は刺激に対する反応が強く、赤みや痒みが出やすい。併用は基本的に避けるべきだが、どうしても行う場合は施術間隔を最低4週間以上空ける。

出力も通常より低めに設定し、施術後の保湿と冷却を徹底する。肌が落ち着くまで次の照射を待つ。

日焼け肌

日焼けした肌はメラニンが増えているため、IPLを当てると火傷のリスクが高い。SHRはメラニン依存度が低いため比較的安全だが、日焼け直後は避けるべきだ。

併用を考えるなら、日焼けが完全に落ち着いてから最低1ヶ月は空ける。夏場の脱毛は日焼け対策が必須になる。

ニキビ肌

ニキビや吹き出物がある部位への照射は、炎症を悪化させる可能性がある。特にIPLは刺激が強いため、ニキビが落ち着くまで待つのが基本だ。

SHRは刺激が弱いため、軽度のニキビなら施術可能な場合もあるが、施術者と相談して判断する。

乾燥肌

乾燥肌は肌のバリア機能が低下しているため、熱刺激に対する耐性が弱い。併用すると炎症や痒みが出やすい。

施術前後の保湿を徹底し、施術間隔を長めに取る。クリームやオイルで水分と油分を補い、肌の回復を優先する。


毛質別の限界と効果の出方

毛質によって、SHRとIPLの効果の出方が変わる。併用を考える際は、自分の毛質がどちらに向いているかを理解しておく必要がある。

濃い毛

濃い毛はメラニンが多いため、IPLが最も効果を発揮する。SHRでも処理できるが、回数が多くかかる。

併用するなら、IPLで濃い毛を減らしたあと、残った細い毛をSHRで仕上げる流れが効率的だ。

産毛

産毛はメラニンが少ないため、IPLでは反応しにくい。SHRはバルジ領域にアプローチするため、産毛にも効果が出やすい。

併用の必要性は低く、SHR単独で十分な場合が多い。IPLを使っても無駄になる可能性が高い。

白髪混じり

白髪はメラニンがないため、IPLでは全く反応しない。SHRもバルジ領域にアプローチするが、白髪への効果は限定的だ。

白髪が多い場合、光脱毛自体が効果を出しにくい。ニードル脱毛など別の方式を検討する必要がある。


施術間隔の目安と安全な組み方

併用する場合、施術間隔をどう設定するかが最も重要になる。短すぎれば肌トラブル、長すぎれば効率が落ちる。

同じ部位に異なる方式を当てる場合

最低でも2週間、理想は3週間以上空ける。肌のターンオーバーは約28日周期のため、1ヶ月空けるのが最も安全だ。

IPLのあとにSHRを入れる場合、IPLの刺激が強いため、肌の赤みや乾燥が完全に落ち着いてから次の照射を行う。

部位を分けて同日施術する場合

ヒゲはIPL、胸はSHR、といった形で部位を分ける場合、同日施術も可能だ。ただし、全身に熱刺激を与えることになるため、体調が良い日を選び、施術後は十分に休息を取る。

出力は通常より控えめにし、肌の反応を見ながら次回の出力を調整する。

毛周期を考慮した間隔

IPLは成長期の毛にしか効かないため、施術間隔は4〜6週間が目安になる。SHRは毛周期への依存度が低いため、2〜3週間間隔でも施術できる。

併用する場合、IPLの施術を基準にして、その間にSHRを挟む形が効率的だ。例えば、IPLを1ヶ月ごとに行い、その中間にSHRを入れる。


クリニックとサロンの違い、医療脱毛との関係

SHRとIPLはどちらも光脱毛であり、基本的にサロンで提供される。医療脱毛とは出力や機器の種類が異なる。

医療脱毛との違い

医療脱毛は医療機関でのみ提供され、レーザー脱毛が中心になる。出力が高く、毛根を完全に破壊するため永久脱毛が可能だ。

SHRとIPLは光脱毛であり、出力が医療脱毛より低い。毛根を破壊するのではなく、毛を生えにくくする減毛・抑毛が目的になる。

医療脱毛とサロン脱毛の併用も可能だが、出力の差が大きいため、施術間隔やリスク管理がさらに重要になる。

サロン選びのポイント

併用を前提にサロンを選ぶなら、以下を確認する。

  • SHRとIPLの両方を扱っているか
  • 施術者がそれぞれの仕組みと併用リスクを理解しているか
  • 肌質や毛質に合わせたプラン提案ができるか
  • トラブル時の対応体制が整っているか

複数のサロンで別々に施術を受ける場合、施術履歴や肌の状態を正確に伝える必要がある。情報が共有されないと、肌トラブルのリスクが高まる。


やってはいけない併用例

併用には正しい組み方がある一方で、明確にやってはいけないパターンも存在する。

同日に同じ部位へSHRとIPLを連続照射

肌への熱負担が重なり、炎症や火傷のリスクが跳ね上がる。どれだけ丁寧に冷却しても、肌のバリア機能が対応しきれない。

施術間隔を1週間以内に設定

肌の回復が追いつかず、慢性的な炎症を引き起こす。赤みや痒みが引かないまま次の照射を受けることになり、色素沈着や硬毛化のリスクが高まる。

日焼け直後にIPLを照射

日焼けした肌はメラニンが増えているため、IPLが過剰に反応して火傷する。日焼けが落ち着くまで最低1ヶ月は待つべきだ。

出力を上げすぎる

「早く効果を出したい」という理由で出力を上げると、肌トラブルのリスクが急上昇する。特に敏感肌や乾燥肌の人は、通常出力でも刺激が強い場合がある。

出力は段階的に上げていき、肌の反応を見ながら調整するのが基本だ。

保湿を怠る

施術後の肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下している。保湿を怠ると、炎症や痒みが出やすくなる。

クリームやローションで水分と油分を補い、肌の回復を促す。


安全な併用プランの組み方

ここまでの内容を踏まえて、安全で効果的な併用プランの組み方を整理する。

ステップ1:肌質と毛質を正確に把握する

自分の肌が敏感肌か、乾燥肌か、日焼けしやすいか。毛が濃いか、産毛が多いか、白髪が混じっているか。この情報がプラン設計の土台になる。

ステップ2:部位ごとに方式を選ぶ

濃い毛が多い部位はIPL、産毛が多い部位はSHR。痛みに敏感な部位はSHR優先。硬毛化リスクが高い部位はSHR単独。

ステップ3:施術間隔を決める

同じ部位に異なる方式を当てる場合、最低3週間、理想は4週間以上空ける。部位を分ける場合、同日施術も可能だが出力は控えめに。

ステップ4:出力を段階的に上げる

最初は低出力から始めて、肌の反応を見ながら徐々に上げていく。赤みや痒みが出たら出力を下げるか、施術間隔を延ばす。

ステップ5:施術後のケアを徹底する

保湿、冷却、日焼け対策を欠かさない。肌が回復するまで次の照射を待つ。

ステップ6:定期的に肌状態をチェックする

施術ごとに肌の赤み、乾燥、色素沈着、硬毛化の兆候を確認する。異常があればすぐに施術を中断し、専門家に相談する。


カウンセリングで確認すべき質問リスト

サロンでカウンセリングを受ける際、以下の質問をして施術者の知識とサロンの体制を確認する。

  • SHRとIPLの仕組みの違いを説明してもらえますか?
  • 私の肌質と毛質に対して、どちらの方式が適していますか?
  • 併用する場合、施術間隔はどのくらい空けるべきですか?
  • 同じ部位に異なる方式を当てる場合、どのような順序で進めますか?
  • 肌トラブルが起きた場合、どのような対応をしてもらえますか?
  • 過去に併用で問題が起きたケースはありますか?
  • 施術後のケアで特に注意すべきことは何ですか?
  • 出力はどのように調整していきますか?
  • 硬毛化のリスクがある部位はどこですか?
  • 日焼けした場合、どのくらい期間を空けるべきですか?

この質問に対して曖昧な回答しか返ってこない場合、そのサロンは避けた方が安全だ。


よくある誤解の訂正

カウンセリング現場でよく出てくる誤解をいくつか挙げておく。

誤解1:併用すれば回数が半分になる

併用しても、毛周期や肌の回復時間は変わらない。回数が劇的に減ることはない。むしろ、施術間隔を守らないと効果が出ず、回数が増える場合もある。

誤解2:SHRは効果が弱いから、IPLと組み合わせないと意味がない

SHRは産毛や色黒の肌に対して高い効果を発揮する。濃い毛には回数がかかるが、効果がないわけではない。毛質に合わせて単独で使えば十分な結果が出る。

誤解3:同じ日に2回照射すれば早く終わる

同じ毛根に連続で刺激を与えても、毛周期のタイミングがずれていれば効果は出ない。肌負担だけが増えて、結果的に回数が増える。

誤解4:IPLで取れなかった毛は、SHRでも取れない

IPLはメラニンに反応するため、産毛には効果が出にくい。SHRはバルジ領域にアプローチするため、産毛にも効果がある。方式が違えば、効果の出る毛質も変わる。

誤解5:医療脱毛とサロン脱毛は併用できない

併用自体は可能だが、出力の差が大きいため、施術間隔とリスク管理がさらに重要になる。医療機関とサロンで情報を共有し、慎重にプランを組む必要がある。


脱毛の原理に関する医学的な裏付け

ここで、脱毛の原理について医学的な観点から整理しておく。日本皮膚科学会が公開している「美容医療診療指針」では、レーザー脱毛の原理として**選択的光熱融解理論(Selective Photothermolysis)**が説明されている。これは、特定の波長の光が特定の色素に吸収され、その部分だけが熱を持つという原理だ。

IPL脱毛もこの原理を応用しており、メラニン色素に光を吸収させて毛根を破壊する。一方、SHR脱毛はバルジ領域という毛を作る司令塔に弱い熱を蓄積させる方式で、メラニンへの依存度が低い。

この項目は学会の診療指針に沿って整理しています。詳細な医学的根拠や脱毛の安全性について確認したい場合は、日本皮膚科学会の美容医療診療指針(PDF)を参照してください。

また、海外の医療機関が提供する脱毛に関する一般向け情報として、アメリカ皮膚科学会(AAD)のレーザー脱毛FAQも、回数目安や施術間隔、副作用予防について分かりやすくまとめられています。


まとめ:併用すべき人、併用しない方がいい人

ここまでの内容を踏まえて、併用の判断基準を整理する。

併用すべき人

  • 毛質に濃淡の差があり、部位ごとに最適な方式を使い分けたい人
  • IPLで濃い毛を減らしたあと、残った産毛をSHRで仕上げたい人
  • 肌質が安定しており、施術間隔を守れる人
  • 専門知識のあるサロンで、適切なプラン提案を受けられる人

併用しない方がいい人

  • 敏感肌や乾燥肌で、肌トラブルのリスクが高い人
  • 日焼けしやすい、または色素沈着しやすい人
  • 硬毛化のリスクが高い部位(背中、二の腕など)を扱う人
  • 施術間隔を守れない、または短期間で結果を求める人
  • 毛質が均一で、一方の方式で十分な効果が見込める人

併用は万能ではなく、適切な条件下でのみ効果を発揮する。無理に併用する必要はなく、単独の方式で十分な場合も多い。


今すぐできる行動

最後に、今日から実践できる具体的な行動を3つ挙げる。

1. カウンセリングでの質問テンプレートを用意する

先ほど挙げた質問リストをメモして、カウンセリング時に確認する。施術者の回答内容で、サロンの信頼性を判断できる。

2. 施術前後のセルフケアを習慣化する

施術前日:十分な睡眠、水分補給、保湿クリームで肌を整える。日焼け対策を徹底する。

施術当日:体調が良いことを確認。肌に赤みや荒れがないかチェック。

施術後:冷却と保湿を欠かさない。入浴は控えてシャワーのみ。飲酒や激しい運動を避ける。翌日以降も保湿を継続する。

3. スケジュール例を組んでみる

例えば、ヒゲと胸の併用を考えている場合:

1ヶ月目:ヒゲ(IPL)、胸(IPL) 2ヶ月目:ヒゲ(IPL)、胸(SHR) 3ヶ月目:ヒゲ(SHR)、胸(IPL) 4ヶ月目:ヒゲ(IPL)、胸(SHR)

このように、部位と方式を交互に組み合わせて、肌負担を分散させる。実際にはカウンセリングで肌質と毛質を見ながら調整する。


SHR脱毛とIPL脱毛の併用は、正しく組めば効果を高められる可能性がある。ただし、同日施術は避け、施術間隔を守り、肌質と毛質に合わせたプラン設計が必須だ。

無理に併用する必要はなく、単独の方式で十分な場合も多い。自分の体と相談しながら、安全第一で進めてほしい。

今こそ知りたいメンズ脱毛の真実
>男のムダ毛に終止符!メンズ脱毛の効果・料金・痛みの真実を徹底解説。後悔しない選び方をサポート!

男のムダ毛に終止符!メンズ脱毛の効果・料金・痛みの真実を徹底解説。後悔しない選び方をサポート!

男のムダ毛に終止符を!ヒゲ・VIO・全身など、メンズ脱毛の気になる「効果」「料金」「痛み」について、実体験と最新情報をもとに徹底解説しています。脱毛初心者の方にもわかりやすく、医療脱毛とサロン脱毛の違いや、回数・期間・おすすめの脱毛器まで幅広くカバー。後悔しない選び方をサポートするため、比較記事や体験談も多数掲載しています。あなたにぴったりの脱毛方法がきっと見つかる、男性のための脱毛情報サイトです。ムダ毛の悩みは今日で終わりにしましょう。