AGA治療と脱毛、両立できるの?
近年、AGA(男性型脱毛症)治療とメンズ脱毛を同時に進める男性が増えています。
「頭は薄くなってきたけど、ヒゲや体毛は濃いまま……」という状況に悩み、
フィナステリド(Propecia®など)を服用しながら脱毛も行いたいというニーズが急増中です。
では本当に、フィナステリドを服用しながら脱毛は可能なのでしょうか?
安全性・効果・相互作用の観点から徹底解説していきます。
そもそもフィナステリドとは?|作用と目的
フィナステリド(finasteride)は、5αリダクターゼII型阻害薬の一種です。
これは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、
より強力な**ジヒドロテストステロン(DHT)**に変換されるのを抑制する作用があります。
主な効果:
- DHTを抑えて薄毛の進行を防ぐ
- 毛包の萎縮を食い止めて、髪の成長を促進する
- AGA進行パターン(M字・O字・U字)の改善
つまり、頭髪の「抜け毛を減らす」薬であり、
体毛やヒゲへの作用は基本的に副次的なものにとどまります。
フィナステリド服用中でも脱毛は可能?
結論から言えば、フィナステリド服用中に脱毛することは可能です。
実際、多くの脱毛クリニックやAGA専門医も併用を容認しています。
ただし、以下のような**“知っておくべき注意点”**があります。
注意点①:体毛が薄くなる人もいれば、変わらない人もいる
フィナステリドは頭皮の毛根に強く作用する一方で、
体毛(ヒゲ・胸毛・VIO・腕・脚など)には個人差が大きいです。
よくある疑問:
- 「ヒゲも薄くなるのでは?」→ 可能性はありますがあくまで稀
- 「体毛が減って脱毛しやすくなる?」→ 変化がない人が多数
- 「VIO脱毛の効果に影響する?」→ 基本的には関係なし
つまり、**フィナステリドは“体毛を濃くも薄くもさせない”**という立ち位置だと理解しておくとよいでしょう。
注意点②:脱毛効果の見え方が変わる可能性
脱毛は「生えている毛」に照射することで効果を発揮します。
フィナステリドを服用していると、DHTの減少によって発毛スピードが遅くなる場合があります。
このため、
- 「毛が伸びにくい=照射対象が少ない」
- 「脱毛効果が出づらく感じる」
- 「効果の実感まで時間がかかる」
といった“体感的な変化”がある方もいます。
ただし、これは脱毛の失敗ではなく、ホルモンの影響による進行の緩やかさに過ぎません。
注意点③:薬の副作用に注意して体調を見ながら施術を進める
フィナステリドにはごく稀に、
- 性欲減退
- 肝機能の一時的低下
- 精神的な不安定さ(うつ傾向)
といった副作用が報告されています。
これらが脱毛施術中のストレスや肌トラブルと複合することで、体調や肌状態に影響を及ぼすリスクもゼロではありません。
施術者側は、「服薬中」であることをカルテに明記しておき、
体調や肌状態に応じて施術を調整する体制が求められます。
医師の見解|フィナステリドと脱毛の併用は「基本問題なし」
都内のAGAクリニック医師によると、
「フィナステリドと脱毛の併用は、原則として問題ありません。
むしろ、体毛は脱毛で減らし、頭髪は薬で守るという“合理的な組み合わせ”と捉える医療者も多いです」
とのこと。
実際、AGA治療中のヒゲ・VIO脱毛ニーズは年々増加傾向にあり、
多くの医療脱毛クリニックでも対応しています。
体験談|ヒゲ脱毛×フィナステリドで“顔の印象”が変わった
筆者が取材した30代男性(会社経営)は、以下のような経過を辿りました:
- 1年半フィナステリド服用中
- 同時にヒゲ脱毛(YAGレーザー)を計12回実施
- 初期は“毛の生え変わり”が遅くなり効果実感が薄かった
- 9回目以降から明らかな毛量減少&化粧ノリの改善
- 頬〜アゴラインの脱毛完了と同時に、「若返った」「清潔感が増した」と言われるように
このように、併用による相乗効果を実感するケースも存在します。
まとめ|フィナステリド服用中の脱毛は“戦略的にOK”
AGA治療と脱毛は、一見相反する行為に思えるかもしれませんが、
部位ごとの毛に異なるアプローチを取る“毛マネジメント”として考えるべきです。
- 頭髪:フィナステリドで守る
- ヒゲ・体毛:医療脱毛で減らす
このバランスをうまく取ることで、清潔感・若々しさ・印象改善を最大限引き出すことができます。
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